ニキビがかゆい時の対処法
ニキビは毛穴が詰まった状態である白ニキビ・黒ニキビから始まり、
進行すると炎症を起こした赤ニキビ・黄ニキビへと悪化していきます。
炎症が起きている赤ニキビや黄ニキビでは、
痛みを伴うだけでなく痒みを伴う場合もあります。
痒みを伴うニキビは、治りが悪くニキビ跡が残りやすいため、
注意が必要なニキビであるとされています。
痒みのあるニキビは原因によっていくつかのパターンに分けられ、対処の仕方も変わってきます。
しかし、ニキビは絶対に掻かないことが大切です。
掻いてしまうと、皮膚が傷つくし、掻いた指の汚れなどがニキビに触れることで炎症がさらにひどくなってしまうからです。
ニキビがかゆい理由
ニキビの痒みの原因で最も多いのは、皮膚の乾燥です。
皮膚は乾燥状態になると、角質層のバリア機能が低下するため、痒みが発生しやすくなります。
アトピーがかゆいというのも、アトピーは皮膚が乾燥するからです。
ニキビも同じように、カサカサお肌でかゆみが発生します。
その状態に炎症を起こしたニキビの刺激が加わることで、さらに痒みを伴ってしまいます。
まずは冷やす、そして保湿
かゆくてたまらないときは、まず氷を包んだタオルなどで、冷やしましょう。
そうすれば、しばらくすると痒みは治まります。
それが終わったら保湿。
皮膚の乾燥によるニキビの痒みの対処法としては、しっかりと保湿を行うことが大切です。
保湿力の高い化粧品などでスキンケアをしましょう。
ニキビのかゆみは化粧品が原因になることも
また、ニキビの痒みは薬剤や化粧品が原因となっている場合もあります。
もともと、アレルギー症状が出にくい体質でも、
化粧品の成分や皮膚科処方の薬よってアレルギー反応を起こすことがあります。
ニキビ治療として処方された外用薬により痒みがでてしまう場合もあるようです。
このような場合には、基本的には原因となっているものの使用を中止しましょう。
また、処方された薬であれば医師に相談することが大切です。
さらに、ニキビの痒みは日常のストレスや栄養不足などで自律神経が乱れによる場合もあります。
そのためニキビが痒い時の対処法としては、生活改善も方法の一つであると言えます。
痒いニキビは絶対に掻かないこと、そして放って置いても痒みが治まらない場合には、皮膚科を受診することがすすめられます。