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ニキビ跡を改善させるケミカルピーリングってどんなの?

    




ケミカルピーリングってなに?

ケミカルピーリングは、ニキビに対して有効な治療法の一つであり、皮膚科や美容外科で多く取り入れられているニキビ治療です。

一般的にピーリングとは、薬剤により角層剥離を行いターンオーバーを促進させることとされています。
ケミカルという言葉は「剥ぐ」という意味があり、古くなった角質を剥ぐという治療方法です。

治療の効果がはっきしやすいことにニキビが挙げられているほか、適応のある疾患として毛孔性苔癖、炎症後色素沈着、肝斑、日光性色素斑、雀卵斑が挙げられています。

ピーリングはニキビだけじゃなく、他の治療や美容目的にも用いられているのです。

ケミカルピーリングのやり方

ケミカルピーリングは、古い角質を剥ぐ治療行為です。

自宅でもできますが、医療現場でのピーリングは、医師しか使えない強い薬剤を使用できます。
といっても、ニキビ治療では、1番弱い薬剤です。

病院によってピーリングの料金は違いますが、だいたい5,000円〜10,000円程度です。

1回で終わるわけでなく、何回かに分けて行う場合もあるので、実際にピーリングをしてみたい!という人は、病院に問い合わせてみてくださいね。

ニキビへのピーリングの効果

ニキビに対しての作用としては、ピーリングをすることで毛包の角化を除去します。
毛包とは、毛を包んでいるところで、毛穴の中の部分です。

毛包が角質化すると硬くなっているので、ピーリングで取り除きます。

ピーリングは皮膚の改善を図れることからニキビだけでなく、ニキビに伴う色素沈着やニキビ跡の形成に非常に効果的です。

とくにニキビ跡は、傷跡のようなものなので、普通のニキビケアではなくなりません。
ニキビ跡の場合は、ピーリング治療が効果的です。

ニキビにおけるピーリングの薬剤

ピーリングに使用される薬剤は、浅層から深層まで薬剤によって作用深度が異なります。

浅い層には、AHAといわれるグリコール酸、乳酸、そしてジェスナー液。
深い層にはフェノールなど、薬剤を変えて処置していくのです。

ニキビ治療では、ニキビの原因となっている部分は毛包漏斗部から毛包開口部にあるため、深部まで作用する薬剤よりは浅層に作用する薬剤が適しています。

そのためニキビ治療におけるピーリングでは,ジェスナー液とAHAが適応剤として主に使用されています。

ニキビ治療として行われるピーリングは、1回で終わらず、数回の施術が必要になります。

ピーリングの副作用

ニキビ治療に万能のようなピーリングですが、ピーリングにも副作用があります。
ピーリングの副作用としては以下の通りです。
感染症
黄色ブドウ球菌やヘルペス、カンジダなど

点状出血
目の周りが出血、日光を浴びたことによる皮膚へのピーリングで起きることがあります

色素沈着
日本人は色素沈着がしやすい民族で、ピーリング期間中から終了した2ヶ月程度は、外出時に日焼け止めを塗りましょう。

色素脱失
ピーリングによって美白効果も望めますが、過剰な場合は、色素が抜けてしまうことがあります。
自然治癒にまかせることが多く、改善までには1年から2年かかることもあります。

ニキビ様皮疹
ピーリングの施術直後から、施術後1〜2日でみられることがあります。
ピーリングをしたらニキビができた、と思う人はこの症状です。
ピーリングは、ニキビ治療において浅い層にしか作用させないため、2〜3日で治まります。
抗生剤を内服していれば、起こることはまれです。

ケミカルピーリング後のケアを忘れずに

ケミカルピーリングはニキビやニキビ跡を改善させる治療です。
施術が終わったら終わりではなく、適切にニキビを保湿する、クリームなどでスキンケアを必ずしてください。

スキンケアをしないでいると約10%の人にピーリングによる障害が出ていると報告されています。

ピーリングは、効果の高いニキビ治療ではある分、肌への影響も大きい治療であると言えます。
ニキビを早く確実に治すためには、しっかりと医師からの説明を受け、ピーリングによるニキビ治療に望むことが大切です。